證誠神社は、神戸・須磨の地に鎮座し、古くより地域の崇敬を集めてきた由緒ある神社です。
当社では、五十猛命(いそたけるのみこと)を御祭神としてお祀りしており、五十猛命は樹木を司る神として風水害から人々を守り、農業・工商業の繁栄を導く大神として篤く信仰されております。
また、『古事記』において大国主命をお助けになったことから、いのちを守護する神としても崇敬され、大難厄除・大病平癒の御神徳を授ける神として広く知られております。
当社は、永延元年(九八七年)に紀伊熊野の大神を勧請し、妙法寺川沿岸の大手・板宿・東須磨・野田・駒ヶ林の五ヶ村の氏神として創祀されたと伝えられております。
徳川時代には「須磨聖霊大権現」と称され、明治初年に「證誠神社」と改称されました。
その後、明治六年に村社、明治十四年に郷社に列し、大正五年には神饌幣帛供進神社に指定され、今日に至るまで須磨区一円の守護神として広く崇敬を集めております。
なお、当社の祭日には少し雨が降るといわれ、
「しょぼしょぼ権現 降る長田 生田祭は降らぬ事なし」
との言いならわしが今も伝えられております。